京王線 調布駅 東口 百店街で愛される「助格家」

調布百店街とは

百店街とは昭和31年から調布にある「裏調布」的な商店街です。

中央口周辺は再開発でスタイリッシュに生まれ変わる中、昭和の裏路地の風情をそのまま残している貴重な「大人ゾーン」

 

この商店街の入口角に店舗を構える「横浜家系 助格家」は、2011年にオープンしてから、今年でまる8年
すっかりこの地に根付き愛されるラーメン店になりました。

 

調布「助格家」入口看板

 

実は、このエリアで何度となくオープンしてはいつの間にか閉店していくというラーメン店を見てきました。

確かに?
調布で飲食をする機会が多いわたしでも、百店街でラーメンを食べることは少なくて調布のラーメン店といえば同じ東口でも「たけちゃんにぼしらーめん」のある通りへ行ってしまいます。
この通りは、ラーメン店のゴールデンストリートになっていてそれぞれ個性のあるラーメンなのでどうしてもそのエリアに人が集中しがち。

助格家へはオープンして間もない頃に数回食べに行って「美味しい」と思ったけど「どうしても助格家のらーめんが食べたい」とまではならなかったというのが正直なところ。

でも、通りすがればいつもお店の前には並んで待っている人がいる。

根強い「ファン」がいるといった印象でした。

 

ところが、久しぶりにひとりでふらっと入ってみて改めて気づいたことが・・・

 

♥ 安っ!!!

【人気の秘密 その1】
基本の「家系豚骨らーめん(助)」と「豚骨魚介らーめん(格)」はなんと「580円」
週に一度くらいのペースでラーメンを食べる機会がありますが、いまどきこの価格は驚きです。

いわゆる、ラーメンの専門店ではなく「チェーンの中華食堂」的なお店では格安なラーメンが食べられますがそうではない!
助格家のラーメンは専門店のラーメンです。

オープン当初に来ていたときは価格のことをあまり気にとめていなかったんだな。

いやいや、580円のクオリティーではないです!

調布「助格家」魚介 格ラーメン味玉トッピング

▲ 豚骨魚介 格らーめん+味玉トッピング(100円)

 

以前、助も食べたことがあるのですが助のほうが「家系」らしく、あまり得意ではなかったので「格」の方が好みです◎

家系のど真ん中が好きな方には若干物足りないかもしれませんが、クド過ぎずに程良いコクがあってわたしは好き。
画像の右側はネギですが、柚子の皮が添えられていてこれが嬉しいんです!
ほんのり柚子の香りがこってりとあいまって、改めていただいたらクセになる味でした。

基本は気持ち麺の量も軽めなのでわたしにはちょうどいいです。
中盛(+100円)、大盛り(+150円)も可◎

ちなみに「生ビール」は280円!
思わず昼呑みしちゃう価格帯ですよね!

 

♥ カスタマイズ可能な量と価格の設定

【人気の秘密 その2】
麺の量やトッピングはもちろんですが、餃子やチャーハン、ライスなどすべてハーフサイズから用意してくれています。

 

調布「助格家」券売機・メニュー

 

これは本当に有り難いですね。
同伴者の希望でラーメン店へ行くと自分は一人前食べるのが苦しい場合があって、ハーフがあればいいのにと思うことが多々あります。
また、あるにはあってもめちゃ割高だったりしますが助格家は価格設定がとても親切◎

本当は餃子やチャーハンも食べたいのに、ラーメンまともに一杯食べると他のものが食べられない人、女性なんかは特に多いと思います。
あと、お酒を飲んだ帰りなんかはものすごくラーメン食べたくなるけど「ちょっと食べたい」がしたいのにできないから諦めたり食べ過ぎたりしませんか?

わたしは年中あります!

お店的には、少量も大盛りも手間は同じだから価格が大きい方を注文してほしいですよね。
でも、助格家はお客さんファースト!
「基本」が軽めなのでお腹にも財布にも有り難い構成です。

量だけではなく「味」も自分好みにカスタマイズ可能!
麺の硬さ、味の濃さ、油の量や辛さ(辛みラーメンの場合)を個別に注文できます。

 

調布「助格家」好み調整メニュー

 

♥ 愛煙家に嬉しい「18時以降 喫煙可」(テーブル席のみ)

【人気の秘密 その3】
今どきのラーメン店で喫煙できるお店は少ないですよね。
これに関してはタバコを吸わない人にとっては大きなマイナスポイントになると思います。

しかし、このお店はこれこそ大きな愛されポイントなのではないかと思います。

というのは、この場所だから!

百店街といえば深夜営業のお店がたくさんあります。
お酒を提供するお店が殆どで、そこで働くお姉さんやお兄さん、店のお客さんなど喫煙率が高いと思われる業種の方々がお仕事帰りにゆっくりできる場所は限られています。

まさに、助格家はそんな方々にとってオアシスなのではないでしょうか!
営業時間も深夜3時までと、みんなが寝静まるまで働いている方々には有り難いと思います。

 

夕方までの早い時間は、学生からファミリーなども気楽に立ち寄れる全面禁煙のらーめん店で、18時以降は大人の時間。(カウンター席は終日禁煙)
こんなふうにキッパリ切り分けて営業しているスタイルが、この場所に店を構えて成功した秘訣のように思えます。

 

こんな、助格家の魅力を改めて発見したらわたしもすっかりファンになってしまってすぐにまた、友人を誘って「夜の助格家」へ行ってきました!

 

♥ 安くて美味しいラーメン屋呑み!

【人気の秘密 その4】
これまで、早い時間にラーメンを食べに来たことしかなかった助格家ですが、大人タイムにお邪魔しました。

 

調布「助格家」瓶ビールで乾杯

 

瓶ビールを注文したら、グラスがキンキンに冷えていて感激!
これをしてくれているかいないかは大きな違いです。
乾杯のビールが最高に美味しかった◎

日中は、だいたい1人でお店を回していますが夜は二人いらっしゃいました。

入口の券売機で購入したチケットを渡し、ツマミを待ちます。

 

この日、テレビで美味しそうなチャーハンを見たのもありチャーハンが食べたい!
なので、チャーハンと格らーめん+味玉、餃子を注文しました。

チャーハンのシステムが、ベース「半チャーハン:240円」
このチケット2枚(240円×2枚)で「大盛りチャーハン」になります。
この日はシェアして食べるので大盛りにしてもらいました!

 

調布「助格家」チャーハン

▲ 特製チャーハン大盛り:480円(スープ付き)

 

てんこ盛り!
求めていたチャーハンの味です◎

ゴロゴロのチャーシューが入っていて、ネギと卵のシンプルな具材でポロポロしていて美味しい!
めっちゃ安いと思います!

ラーメンは「格(魚介)」を注文したので、スープは「助」のスープじゃないかな?
味が違ったから得した気分!

 

餃子も安いんだ〜

しかもケチな餃子じゃなくて、大振りだし美味しい◎

調布「助格家」餃子

▲ 餃子(6ケ):240円

 

いろんな組み合わせでお得な料金設定になっていますが、我々は瓶ビール呑みなので通常の6ケ入り(240円)をオーダーしました。

他には、半餃子(130円)・半餃子半ライスセット(190円)・生ビール餃子(5)セット(490円)・JINRO割餃子(5)セット(440円)など

半餃子とチャーハンつまみに生ビール飲んで合計「650円」ってなかなかないですよね?

 

調布「助格家」格らーめん

▲ 格らーめん(魚介)580円+味玉(100円)

 

この日は、2人で1850円(1人925円)と、ほぼ他のラーメン店のラーメン1杯の価格でお腹いっぱいになりました!

調布「助格家」ちょい呑み

 

久しぶりに助格家へ行ってよかった◎
こんなに魅力がいっぱいのお店だったと改めて発見できました!

深夜まで営業してくれてるから、百店街で働く人、遊ぶ人にとって最高の居場所になっていると思います。

 

調布「助格家」テーブル席

▲ テーブル席は家族やグループで!(卓上調味料や漬物など充実)

 

調布「助格家」カウンター席

▲ カウンター席は厨房をコの字に囲んでおひとり様も居心地がいい◎

 

食べ盛りのお子さんを連れてご家族でお腹いっぱい食べても財布に優しいところも有り難いですね。

大満足の「助格呑み」オススメです!

 

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