京王線 調布 美味しいお店続々オープン|調布に博多の屋台が来た!

今年(2019年)に入ってから調布駅周辺には新しい飲食店が続々とオープンしています。

トリエ京王調布サウスゲートには、「CANTERA」と「PEP」のスタイリッシュな2店舗が3月1日(金)に同時オープン!
これと同日、駅前の菊屋ビル4Fに海鮮料理が自慢の「漁帆(いざりほ)」もオープン!

続いて、鬼太郎通りこと「天神通り商店街」には今月(2019年5月)12日に「イタリアンキッチン VANSAN」がオープンしました。

調布天神通り「VANSAN」オープン

アンジャッシュ 渡部さんもお気に入りのお店

 

九州博多の「屋台」を本場そのままに再現

VANSANの真向かいには、4月12日にオープンした「屋台屋 博多劇場」

今回は、この早くも調布の繁盛店として人気を集めている「博多劇場」を紹介します!

調布「博多劇場」店構え

 

博多劇場の魅力

わかりやすい感じで「仕事帰りのサラリーマン」をターゲットにしたお店。

・安い
・ウマい
・気取らない

この三拍子が揃って、威勢の良さと賑やかさが「ウリ」でもあるので「静かに落ち着いて飲みたい」場合は、別のお店のほうが無難でしょう!w

調布は元々商店街が多く、飲食店も駅周辺にはたくさんあるので「個性・特長」がないと生き残るのが難しい街。

こちら「博多劇場」は、福岡県博多の風物詩とも言われる「博多屋台」を再現したという、これまで調布にはないタイプの居酒屋です!

 

平日の夜20時前、小雨降る中調布駅周辺を歩きながらお店を物色。
空席が目立つ店が多い中「あれ?ずいぶんお客さん入ってるじゃん」と目にとまったのが「博多劇場」

「入ってみようか?」相棒と意気投合して初来店。

カウンターに通され、威勢のいい掛け声でお出迎え。
お店のスタッフはフレッシュさ全開の若い子が中心で、厨房はイケメン揃いの男性陣とホールは全力の笑顔で頑張るかわいい女性陣。

キャベツと塩昆布にあっさりしたタレを和えたお通しがボールで提供されおかわりができるタイプ。
オーダーを取りに来てくれた女の子におすすめされたお店自慢の「鉄板餃子」とドリンクを注文。

来店が初めてだと伝えると、おすすめのメニューや料理の美味しい食べ方を説明してくれました。

調布「博多劇場」鉄鍋餃子

 

餃子はお店で毎日包んで仕込んでいるんだそうです。
卓上に「餃子のタレ」と「辣油」がありますが、添えられた「柚子胡椒」でいただくのがツーとのこと。

餃子そのものがとてもいい味で美味しいから、柚子胡椒でいただくと餃子の味が引き立ちます。
辣油がまた美味しいから、タレも美味しくてエンドレスでいけちゃいそう!

調布「博多劇場」卓上調味料と超ウコン

▲卓上調味料と「飲み過ぎ歓迎」の超ウコンw

 

餃子100個にチャレンジしてみよう!

この自慢の餃子は「100個に挑戦」という企画があって、60 分で餃⼦を 100 個⾷べるチャレンジに成功すると餃⼦の料⾦が無料!

「これイケる気がする!」ってくらい美味しい餃子でした〜

厨房は串の焼き場と餃子の焼き場が別々にカウンターの目の前にあり、ドリンクを作って提供する場所は別の場所に「屋台」っぽくレイアウトされています。

調布「博多劇場」ドリンク屋台

 

フフッ・・・
本場の博多屋台も、屋台の名前がみんな「○○ちゃん」っていうのよねw

店内は外から見るよりも狭く感じましたが、屋台のガヤガヤ感をうまく演出しています。

珍しく、ふたりしてビールをすっとばしてサワーで乾杯。
わたしは「すだちサワー」で、相棒は「すっぱいレモンサワー」

 

「1リットル」のどでかジョッキがオススメ!

どちらも安い(380円)けど美味しくて、2杯目からは「1リットルのどでかジョッキ(680円)」で注文!

調布「博多劇場」1リットルのどでかジョッキ

 

迫力あります!
量は通常のジョッキの2.5倍で料金は倍しないから断然お得◎

ちょっとした箸休め的なツマミを挟みつつ

調布「博多劇場」生姜の甘酢漬け

生姜の甘酢漬け

調布「博多劇場」揚げぎんなん

揚げぎんなん

 

この揚げぎんなんは変わってた。
緑だし、青のりがトッピングされてて、これも博多屋台流?
食感は外はカリカリで中が柔らかい、水煮を上げてる感じかな?

お菓子食べてるみたいでしたw

そして、お店自慢の「明太モツ鍋」

調布「博多劇場」明太もつ鍋

 

立派な明太子がひと腹ドカッとトッピングされ、スープのベースになる練明太子がたっぷり!

調布「博多劇場」明太もつ鍋

 

モツもプリッとしていて、いいお味です◎

酒のツマミにいただくのにピッタリの鍋!
ペロッと平らげて、美味しい出汁に野菜だけ追加してもらいました。

調布「博多劇場」追加の鍋野菜

 

ラーメンどんぶりに山盛りのキャベツとニラ!

食べきれるかな〜?
なんて思ったけど、瞬殺でした!

 

カウンターの端に座っていたので厨房やオーダーのやり取りが見物できましたが、目の前で焼かれている「串モノ」が美味しそうだった!

150円〜180円くらいだったと思うけど、めちゃお得感のあるボリュームで美味しそう〜
食べられる量が限られているので、今回は串までたどり着けなかったけど次回是非食べてみたい!

 

厨房に、美味しそうな煮物がたくさん並びました。
相棒と「あれなんだろう?美味しそうだね」
メニューと料理を見比べながら探していると・・・

「これ、まかないなんですよ」と、焼き場に立っていた大将が声をかけてくれました。

大将も若いけど、やっぱり「責任感」が表情や動きから読み取れたのですぐにわかりました。

「そうか〜、メニューにないわけだw」

これをきっかけに、色々とお話ができました。

会社の社長さんが九州出身かと思いきや、社長さんは千葉県の本八幡出身とか。
(株式会社 一家ダイニングプロジェクト)

その社長さんが、博多屋台を体験したときに感動たのがきっかけで形にしたお店だとか。
美味しそうなまかないは、営業が終了してからみんなで食べるそうですが「今のうちに作っておかないと、終電に間に合わなくなっちゃうスタッフも居るので」と、スタッフへの思いやりが感じられます。

 

そして、スタッフがみんな仲良しそうでとても微笑ましかった。
働いているひとの表情がイキイキしてるのは、居心地がいい証拠。
働くひとが居心地の良いお店は、客から見ても心地好いものです。

和気あいあいって感じだけど、ホールにもちゃんと目は配れているし頑張っている若者は応援したくなる親心w

鍋の〆には、おすすめのチーズリゾットを作ってもらって最後の一杯を注文。

調布「博多劇場」明太もつ鍋 〆のチーズリゾット

 

明太子のプツプツととろけるチーズでリゾット!テッパンですね◎

すると、カウンターから「少しですけど」と、さっきのまかないを小鉢にお裾分けしてくれました。

調布「博多劇場」まかないのお裾分け

 

大根、味しみしみで甘辛い鶏肉の煮物が美味しいこと!
これが、スタッフみんなの元気と笑顔の活力源か〜

「同じ釜の飯を食う」って言うけど、いいもんですね。

天神通りには餃子専門の「ダンダダン酒場」や、もつ鍋専門の「博多 なべ英」などが軒を連ねていますが、メニューはかぶってもそれぞれの店の「味」「個性」が全く違って客層も喧嘩をしないだろうという印象。

きっと、博多劇場も調布の繁盛店として根付いてくれることでしょう!

 

帰りに、絶対お得な会員登録をしてきました。

調布「博多劇場」会員登録

 

「誕生日には年の数だけ餃子のプレゼント」って!

我々の年の数だけプレゼントしたらお店赤字になっちゃうよ?なんて話てたら

スタッフの女の子「80歳位のおじいちゃんおばあちゃんも家族連れで来てくれますよ!お友達とみんなで食べて下さい!」
ほんと可愛いw

会員の有効期限は90年(2109年)だし、お通しは一生無料だし、これはちょいちょい行かなければなりませんね!

 

本当にごちそうさまでした^^

気楽な屋台の感覚で是非覗きに行ってみて下さい!

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