【厄除元三大師 深大寺】|東京都調布市-武蔵野の面影を残す憩の場所
【深大寺(じんだいじ)】調布市が誇る名所
京王線 調布駅下車 北側ロータリーからバスで10分前後
こんなに都会からほど近いところにありながら、訪れるとまるで別世界のような癒しが待っている。
2018年9月30日まで、お得な特典付きの割引切符「深大寺・調布おでかけきっぷ」が利用できます。
▶ 「深大寺」はこれからの季節が最高|9月30日まで「深大寺・調布おでかけきっぷ」
先週の日曜日(2018/9/9)晴天の中、深大寺へ行ってきました。
残暑の厳しい日で9月だというのに気温は30度超え。
調布駅付近で午前中の用事を済ませ、街の中を歩き回るには暑すぎる。
「そうだ!深大寺へ行こう!」
こんな風に、「さあ!今日は出かけるぞ!」と意気込んで準備をしなくても「ふらり」と気軽に出かけられるのが本当に嬉しく有難い「深大寺」
調布駅北側のバスロータリーのバス停から10分ほどで行けちゃいます。
この日も、すぐに深大寺直通のバスが到着したので乗車。
バス停:14番乗り場から「【調34 】深大寺(八雲台郵便局・西原・神代植物公園)」これに乗ったので深大寺の目の前に到着です!
他、13番乗り場から「【吉06 】吉祥寺駅(深大寺入口・三鷹市役所)」「【鷹56】 三鷹駅(深大寺入口・野崎)」に乗って「深大寺入口」で下車すると徒歩8分ほどで到着します。
いつもは、こちらのコースでのんびり歩いて深大寺へ行っていますが道中も深大寺らしさが味わえていいものです。
▼「深大寺入口」下車して深大寺へ向かう道々の風景
なかなか風情があって、初めて訪れるなら目の前に到着するバスよりも手前の「深大寺入口」から歩いてみるのがおすすめです。
ちなみに今回は深大寺の目の前まで連れて行ってくれるバスに乗りましたが、神代植物公園をぐるりと経由するので乗車時間は5分ほど長く15分くらいで到着しました。
バスを降りたら目の前が「深大寺」の入り口です。
「鬼太郎茶屋」と「鈴や」が両サイドにあり賑わっている雰囲気とついさっきいた「調布駅前」とは空気がまるで違います。
緑と水に囲まれているから、すり抜ける風は「す~っ」と涼しくて気持ちがいい。
この日もたくさんの人で賑わっていました。
真っすぐ、本堂の境内に向かって歩いていると「元祖 嶋田家」さんの手前で冷たい霧が降ってきました。
その正体はこれだった!
暑気を払うミストのサービスですね。
深大寺はお蕎麦が有名で30軒近くの蕎麦屋が軒を連ねています。
そのどの店も風情があり「蕎麦好き」ならこれだけでもテンションが上がります。
蕎麦だけではなく、店頭で団子や餅を焼いてその場でアツアツを食べられたり縁起物のだるまや赤駒など一年中お祭り気分が味わえます。
境内は緑と水の自然に囲まれ心も体も清められる厳かな空気に包まれます。
清らかな気持ちに満たされたところで、おなかも満たしてあげたいと思います!
▶ 深大寺蕎麦の特集記事はこちら(後日掲載予定)
30軒近くあるお蕎麦屋さんなので、来るたびに新しいお蕎麦屋さんに入るのが楽しみですが、今回は待ち時間を覚悟で「湧水」へ行ってみたいと思います。
深大寺の外、バス通りにある蕎麦屋です。
数ある深大寺の蕎麦屋でも知名度も高く人気がある「湧水」はいつ通っても行列ができているのでこれまで断念してきました。
とはいえ、通りまで行列ができていたら今回も諦めようと思っていたのですが、なんとか敷地の中へは入れたので待つことに!
店頭には「待ち時間あり」がデフォルトの注意書きがあります。
「御記名台はございません。お並びになってお待ちください。皆様お揃いになりましたらご案内となります。」
みな良い子に順番を守り並びます。
待っている人のために「日傘」や「うちわ」が用意されています。
待合ベンチの前はガラス張りの作業場で、蕎麦を打っているのが見られます。
「湧水」の蕎麦は「九割蕎麦」
群馬県の畑で無農薬・無化学肥料で栽培された蕎麦を使って手打ちしているそうです。
「湧水(ゆうすい)」という名は、深大寺が「湧き水の宝庫」であることからつけたとか。
待ちに待って順番が回ってきました!
出されたお水に手を伸ばしたいところをグッとこらえてビールを待ちます!
この喉の渇きにひとくち目の生ビールがどれだけ美味しいか想像しながらじっと待ちます。
ビール!来ました!!!!!
はい。
注ぎ足りないのではありません。
届いた瞬間取り敢えず喉を潤してからの写真撮影です!
めっちゃめちゃ美味しかった~
喉に、食道に、胃袋にしみました!
メニューは待ち時間にじっくり見ながら決めていたのでコチラを注文。
湧水天もり 1,450円
これに、+200円追加して「大盛り」にしてもらいました!
天ぷらは「茄子、大葉、南瓜、三つ葉、獅子唐、海老」です。
衣が軽くてとても美味しい!
主役の「湧水そば」もさすがに美味しい。
たかが蕎麦、されど蕎麦といった贅沢な気持ちになります。
細いのにキュッとしまった麺は手打ちならではのコシがしっかりと感じられ最高です。
大盛りでもペロリですね。
蕎麦の後は「蕎麦湯」が楽しみなのですが、人気のない蕎麦屋の蕎麦湯は白湯のように薄い。
蕎麦を沢山ゆでていないからいい蕎麦湯にならないのですが、湧水の蕎麦湯はこちら
しっかりと白濁した、味の濃い美味しい蕎麦湯でございました。
1階はテーブル席とお座敷、2階にも広いお座敷があります。
駐車場スペースも広々なので車で来ても安心です!
お腹いっぱい満たされて、再び深大寺をふらりお散歩。
木陰が多くて風が気持ちいい。
今年の夏はアホみたいに暑いけど、そんな暑さを忘れさせてくれる深大寺。
趣のある蕎麦屋や、露店に並んだ商品を見ながら歩いているだけで観光地へ旅行に来た気分が味わえます。
ぐるりと一回りしてバス停のある元の鬼太郎茶屋の前まで戻ってきたところで、もう一軒寄り道。
好きよね~
「鈴や」さんで生ビール!
また、写真撮る前にグビッと飲んで減ってるし・・・
ここでは、バスを待つ間にいっぷくするのが定番。
外席は喫煙OKなのももはやこのお店だけになっちゃいました。
愛煙家のオアシスです。
鈴やさんからはバス停が見えて、バスが来てから店を出ればいいので毎回このパターンです。
外席も中席も広々でたいていいつでも入れるのが嬉しい。
お店のおばちゃんも感じがいいし、外席はペットOKなのでお散歩がてら寄り道しているワンちゃんに会えるのも最高~
この日もかわいいワンちゃんとお友達になりました♪
甘味にしようか悩んだ挙句、やっぱりビールにしちゃったのでツマミはこちら。
「そば豆腐」って初めて食べた!
黒いツブツブが蕎麦の実なんですね。
冷やっこといえば薬味は生姜にネギやみょうがといったイメージですが、こちらは蕎麦だけに「わさび」そして、タレはそばつゆのようです。
食感はなめらかというより木綿豆腐のしっかりした感じいいおつまみになります。
隣の小鉢はお通しの千切り生姜に味をつけたもの。
これも酒のつまみにちょっと嬉しい感じのお通しで、更にそば豆腐と一緒に頂いたらやっぱりピッタリ!美味しかった。
のどを潤して一息ついたのでバスはまだ来てないけど店をでました。
その目的は・・・
どうしても「甘味」も食べたいよくばりなぴろりんでした。
そのまま、バスに持ち込めるようにカップにしました!
通年販売している大山牛乳ソフトクリームと、季節ごとに変わる期間限定ソフトクリームと2種類をミックスした3パターンから「大山牛乳&20世紀梨ミックス」をチョイス!
今の季節(夏~秋)は「20世紀梨」なんです!
そして、ご注目なのは「目玉もち」
鬼太郎のお父さんの目玉おやじをモチーフにしたあんこ入りの柔らかいお餅が名物です。
以前は「ソフトクリーム:350円」「目玉もち:50円」と別売りになっていたのですが、せっかくだからと目玉つきで購入するお客様が多かったのでしょうね。
今は標準で「目玉おやじ」がついて400円です!
ちょうどバスが来たので乗り込みます。
ふふふ。
ソフトクリームのスプーンは「一反もめん」
可愛い~~~!
このちょっとした拘りに興奮します!
今回はまだ緑の深大寺でしたが、秋の紅葉は本当に素晴らしくまた違った景色を楽しむことができます。
来月はもう紅葉が染まり始めるかな?
次は紅葉を楽しみに深大寺を訪れたいと思います。