【お花見】大國魂神社の桜が見事でした|京王線 府中駅
四季折々に美しい大國魂神社
たまたま通りかかった大國魂神社の桜が見事でした。
この日は、友人と京王線 多磨霊園駅にある「東郷寺」の枝垂れ桜を見に行ってきたのですが、その後気になるラーメン屋さんを目指して府中まで足を伸ばしました。
▼映画【羅生門】のモデルにもなった「東郷寺」の枝垂桜の様子はこちら
最初は不安定だったお天気も、出かける頃にはお日さまがでていつの間にか青空が広がるという恵まれた日曜日。
府中駅から府中本町に向かう途中にある気になるラーメン店を目指して歩いていると、途中に大国魂神社があります。
真っ直ぐに伸びたけやき並木は歩行者天国になっていて、イベントが行われていました。
府中の子どもたちが主役のイベントでワークショップやダンスの発表など子どもたちの元気な声とたくさんの出店で活気が溢れていました!【プチナッチェ〜府中こどもマルシェ〜】
府中市は、こうした地域を主体としたイベントが盛んです。
都心からほど近いにもかかわらず、緑も多く本当に素晴らしい街だと思います。
けやき並木を旧甲州街道方面に歩いていると正面には「大國魂神社」
遠目からでも大きな桜の木が目に飛び込んできました。
歩道の真上にまで満開の桜です。
思わず立ち止まってカメラを向けるものの、だいぶいい時間だったためまずは花より団子(らーめん)ということで目的のお店へ向かいました。
ちなみに、大國魂神社とは西暦111年に創建され、なんと1900年もの歴史を持つ神社。
東京に約1800近くある神社の中で最も格式の高い5つの神社【東京五社】のひとつにも選ばれていて、その中でも一番最初に創建されたのが大國魂神社であるという、府中市が誇る素晴らしい神社なのです。
桜の季節ももちろんですが、菊まつりやくり祭り、くらやみ祭りなどといった四季折々のお祭りを催していて季節を感じることができる素敵な場所です。
▼ 大国魂神社についての詳しい記事はこちら(2018年 菊まつり)
さて、お腹もいっぱいに満たされて駅まで戻る道すがら再び「府中本町駅」側の入り口から「大國魂神社」へ
すると、神楽殿の前に一本の桜の木が!
なんとも美しい濃いピンク色の枝垂桜が満開です。
取り囲むようにカメラを手にした人だかりができていました。
明治百年記念樹
たった一本の木が咲かせているとは思えないほどの見事な桜の花に感激しました。
その枝垂桜の木の麓には「明治百年記念樹」という石碑がありました。
枝垂桜は、ソメイヨシノよりも開花時期が少し早くこの日を逃していたらこんなに見事な満開の桜は見られなかったかもしれません。
花の命は短いからこそ美しいといいますが、なんとも儚いですね。
こんなに美しい姿を見せてくれてありがとう。
思わず近づいてアップの写真もパシャリ!
ひとつひとつの花はこんなに小さいのに、いったいどれだけの花を咲かせているんだろう。
もはや想像もできません!
美味しいラーメンでお腹も満たされ、美しい枝垂桜に心を満たされ、素敵な休日になりました。
大國魂神社を後にして、大鳥居から府中駅へと向かいます。
実は、この後駅に向かう途中から空は雲に覆われて今にも雨が降り出しそうな曇り空へと変わってしまいました。
大げさだけど、奇跡のような一日でした!
神社仏閣をはしごして、満開の桜を見ている間だけ青空が広がってくれた。
思わず、神様仏様のご利益かと思ってしまいます!
京王線沿線の駅は、駅そのものの施設はもちろん駅周辺の利便性向上のために長い年月をかけて再開発をすすめています。
府中駅周辺も、ル・シーニュの完成とともに更に便利で美しい街並みへと進化しました。
最近の府中駅を知らない方は、是非遊びに行ってみるといいと思います!
ほんの数年前とは見違えるほど素晴らしい施設がたくさんできています。
それでいて、大國魂神社のように1900年という長い歴史をもつものと調和し古き良き景観も保っています。
もうすぐ、ゴールデンウィークですね。
ゴールデンウィークといえば、5月のビッグイベント【大國魂神社例大祭「くらやみ祭り」】です!
是非、足を運んでみて下さい。